「HASプロジェクト」とは何か

 HASとは「Happy & Healthy Aging Scene」の略語です。2030年の幸せで健康な高齢化社会を想定し、必要とされるソリューション(モノづくり、コトづくり)をHAS会員企業が自らの得意技を活かして新たなビジネスを多数輩出することを目的としています。

HASの定義

 HAS(Happy & Healthy Aging Scene)とは、 2030年の超高齢社会で、高齢者が健康で生きがいを持ち続け、幸せ(心の満足感・安全安心・人としての尊厳維持等)を感じ、住み慣れた地域で、できる限り自立した生活を送り、最後まで自分らしく暮らし続けることのできるシーン(あるべきシーン)を、バックキャスティングの手法を用いて想定したもの。

HASの導き方

Ⅰ.2030年超高齢社会の予測データ

  • 高齢化率
  • 社会保障制度

Ⅱ.高齢者を取り巻く環境

1.高齢者の特性とニーズ

①からだの特性
(高齢者の健康・介護)
②社会生活の特性
(家族と暮らし・対人環境・社会活動への意欲・就業・経済状況)
③加齢研究(ジェロントロジー)の視点
(身体に生じる加齢現象・こころと知能の加齢現象・社会生活と加齢の関係・社会の仕組みと高齢化の関係)

2.Aging in Placeの条件

①社会インフラ
②生活
(自立した生活が可能・介助が必要になった場合でも住み続けられる)

3.空き家問題

①2030年の空き家率20~30%
(中古住宅として活用・コミュニティ施設として活用・解体撤去)

Ⅲ.2030年超高齢社会のあるべき姿

【2030年の想定シナリオ】

  • 高齢者の世帯
  • 高齢者の住まい
  • 街なか環境・移動手段
  • 高齢者の就労
  • 高齢者の生活
  • 医療・介護
2030年のあるべき姿からHASを描き、市場創造のヒントを見つける 16のシーンを想定
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